大阪府高等学校情報教育研究会 2010年度活動計画
 
 
(1)新規採用教員に対する援助
・本年度も、「情報」教員が採用、配属された。しかしながら、情報の教員は各校1名程度の配置であることが多く、校内で孤立化する恐れがある。本研究会としては、昨年に引き続き、以地区部会や専門部会などを通して、新規採用教員が安心して教科活動を行えるよう、援助をする。
 
(2)地区部会の改革
・地区部会を従来の5地区から府立高校の募集で使われている4学区に変更する。
・地区部長の所属する学校がその地区の拠点校となるが、地区部会をその学校に固定することはしない。
・開催にあたっては、「情報」で新規採用されて数年を迎える教諭のいる学校に依頼し、授業見学や、校内ネットワーク環境・ICT推進状況など、様々な現場での話題を取り上げる。
 
(3)専門部会の充実
・専門部会を年3回を目標に開催し、指導教材の充実を図る。また、新たな研究テーマを掘り起こし、取り組む。
・当研究会会員の専門部会への参加は自由であるが、参加形態・時期・告知方法などにさらに工夫を加え、より多くの参加者を集められるように努力する。また、新規採用教員には本研究会からアプローチを行い、参加を募りたい。
 
(4)他の情報教育関連研究諸団体との連携
・今年度も8月下旬に茨城県で行われる第3回全国情報教育研究大会に、参加してゆく。
・来年度(2011年)に大阪が全国大会会場になることが予定されている。そのため、上記第3回大会に幹事数名を派遣して準備活動に当たる。
・第4回大阪大会に向けて実行委員会を立ち上げ、準備に入る。
・昨年度に引き続き、大阪府私学教育情報化研究会が行っている様々な取り組みに協力し、府下の公私立の連携をはかる。
 
(5)公開授業を積極的に実施する。
・個人的に授業を公開する動きがある場合、これを支援、協力する。
 
(6)会員相互の情報交換
・隔週でメールマガジンを発行し、会員相互の情報交換の場を設ける。
・会員相互の情報交換のために設立したMLを充実させる。